June 09, 2007
Eternal Castle / Piana

名盤だと思う。
天気の良かった一日の終わり、なだらかな丘の上の木陰から、夕日の映える街を優しく見守っているような音楽。前回にあった内省的な世界観とはまったく反対の、風通しがいい爽やかなアルバムとなっている。
1stアルバムでピアナの代名詞のようであったエレクトロニクスは影をひそめ、かわりに中心にある「うた」がよりシンプルでストレートに伝わってくるように思う。つき抜けるような青空に向かって歌いあげるようなさらに純度のました歌声にオーガニックなサウンドが漂い、静かな感動がゆっくりと心に広がってくる。
情景が目に浮かぶような小説的な歌詞も印象的だ。海外での評価のほうが上回っている彼女であるが、すべてを日本語で歌うことで、自分のコトバを大切にしてる事がわかる。大切に紡がれた詩は「自分の優しさを伝えられたらと尽くしています」と彼女が言っているとおり、優しく聴き手に響いている。
聴くたびにハッピーになれるこのアルバムを、これから何度も何度も聴くんだろうな。
- by admin
- at 14:29
comments