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2007年11月08日

キラキラした人生

ヨーロッパ的な、オシャレに憧れて、
ホットケーキを、わざわざフォークを使って食べた私の歯は、
不器用に、カチンとフォークの先を勢い良く噛んでしまい、
欠けてしまいました。小学生の頃。
私は、貴族と言うよりは、汚い服を着て街角で白いパンを売る
東南アジア系の少年の方がピッタリでした。


あの頃は、私はすっかりキラキラした人生を送るものと、
庭のコケを撫でながら、勝手に確信めいたものを持っていました。
キラキラした人生とは言っても、
それは、SMAPやタモさんのようなビックスターへの憧れではなく、
白昼光のような当たり前の明るさのある、
快活な人生を勝手に想像していたのです。

しかし、いざ蓋を開けてみれば、
今の私には、ズボンのポッケからジャケっツのポッケまで
隅から隅まで丹念に探しても、
快活の欠片すら見当たらず、
日々、快活の衰退に脅え、何とか取次ぐおうと、
人の目ばかりが気になり、
縄で体をぐるぐる縛られたような、
自由な降るまいすら恐ろしい行いだと、
不便な人生を送る事となってしまったのです。

誰もから好かれる人生であれば、よかったのに。